蒸し物はなんとなく面倒くさいと思っている方が多いのですが、蒸し器を使わずにフライパンや鍋でやってしまえば洗い物も増えませんし鍋も汚れないので炒め物や煮物などよりも洗い物は簡単です。
山芋を材料に掛けて蒸す「とろろ蒸し」はとても簡単ですし山芋の控えめな旨味が素材にプラスされて美味しくなります。
嚥下の悪いお年寄りだけでなく、お子様や働き盛りの方にも喜んでいただけるレシピです。
1 | 鰆は軽く酒(分量外)を振ってから塩(分量外)を軽めに振っておきます。 山芋は摺り下ろしてとろろにします。お好みでとろろに軽く塩をしてもかまいません。この時山芋が水っぽくてトロミが少なく感じるようなら片栗粉を適量加えて下さい。今回はトロミがしっかりしていましたので加えませんでした。 |
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2 | 鰆の水分を拭き取り、器に盛り上から1のとろろを掛けます。 これだけで蒸しても良いのですが、お好みの野菜やキノコも一緒に蒸せば美味しくいただけます。今回はシメジを一緒に蒸しました。 |
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3 | 湯気の上がった蒸し器で蒸すか、フライパンなどに水を数センチほど沸かしそこに直接入れて蒸してもうまくいきます。 蓋をして中火で約12〜15分程度蒸します。 |
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4 | 鰆を蒸している間にアンを用意します。 鍋に出汁と調味料を入れ一煮立ちしたら片栗粉で好みのトロミを付ければアンの完成です。 |
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5 | 3の鰆に4のアンを掛けてお好みでネギやワサビなどを添えて召し上がって下さい。 |
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蒸し物はなんとなく面倒くさいと思っている方が多いのですが、蒸し器を使わずにフライパンや鍋でやってしまえば洗い物も増えませんし鍋も汚れないので炒め物や煮物などよりも洗い物は簡単です。
山芋を材料に掛けて蒸す「とろろ蒸し」はとても簡単ですし山芋の控えめな旨味が素材にプラスされて美味しくなります。
嚥下の悪いお年寄りだけでなく、お子様や働き盛りの方にも喜んでいただけるレシピです。
コメント
鰆はサバ科の魚ですので認知症予防に良いと言われるDHAやEPAが豊富な魚です。また、赤身の魚と違って加熱しても身が硬くなってしまわないので歯の悪いお年寄りでも安心して提供出来る食材です。
このレシピでは嚥下の難しい方でも安心して食べていただけるように山芋のとろろを掛けて蒸し物にし、仕上げに片栗粉でトロミを付けたアンを掛けてあん掛けにしています。
嚥下がそれほど気にならない場合は、そのままポン酢や醤油で食べても美味しく召し上がっていただけます。