アスパラと人参の白和え

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白和えは手間の掛かる和え物ですが、和え衣がトロミ剤代わりになり誤嚥防止に役立ちます。
丁寧に作る場合は、木綿豆腐を下茹でした後水切りをし、すり鉢でしっかりあたって和え衣を作りますが、今回は簡単に絹ごし豆腐を使って豆腐の下処理の手間を省き白味噌や練り胡麻を加えてコクを出すレシピです。
ただ、和える野菜に下味をつける工程だけは省いてしまうと美味しく仕上がりませんので、ここだけは手間でも必ず行って下さい。

この分量で小鉢の副菜としてなら4人前程度出来ます。

材料 : 4人分

調理時間目安 : 30分

レシピ

材料
グリーンアスパラ 1束
人参 60g
舞茸 80g
絹ごし豆腐 200〜260g程度
調味料
白だし(野菜下味用) 大さじ1
白味噌 20g
練り胡麻 小さじ2
薄口醤油 大さじ1
砂糖 大さじ2

作り方

1

全部の野菜を和える前に下味をつけていきますが、アスパラは煮てしまうと色が悪くなるので、パスタを茹でる時くらいに多めに塩を入れたお湯で茹でて、アスパラに軽く塩味が感じられるようにします。

下茹でしたら斜めにスライスしておきます。

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2

人参はアスパラと同じくらいの長さに薄切りにします。

舞茸は手で食べやすく裂いておきます。

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3

鍋に水を1カップ程度沸かし、下味用の白だしを加え人参と舞茸を煮ていきます。水分が少なく感じるかもしれませんが、舞茸から水が沢山出ますのでこれでも問題ありません。

人参が柔らかくなれば火を止めてそのまま冷まします。

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4

人参を煮ている間に和え衣の準備をします。
絹ごし豆腐をすり鉢で擂りますが、面倒で無ければ電子レンジで2〜3分ほど加熱して水切りしてください。

豆腐と一緒に白だし以外の調味料全て加えて擂っていき全体が滑らかになれば和え衣の完成です。

練り胡麻や白味噌が無ければどちらかだけでもいいですし、両方無ければ胡麻和えに使うすりゴマを使ってもかまいません。

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5

アスパラと人参・舞茸の粗熱が取れたら4の和え衣と和えれば完成です。

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白和えを美味しく作るコツは、和える野菜に下味を付ける事です。もちろん和え衣に味がついていますから、濃い味をつけてはいけません。あくまでも軽く下味をつけるだけですが、これをするのとしないのとでは美味しさが全く変わってきます。
例えばほうれん草の白和えを作る場合でもただ下茹でするだけでなく、一度茹でて水にとったほうれん草を出汁に浸けておくだけでも美味しさが変わります。これが面倒なら茹でたほうれん草に顆粒タイプのダシの素をまぶしておく方法もあります。

白和えは介護食としても、またお酒の肴としても是非覚えておきたいメニューですから、少し手間はかかりますがトライしてみて下さい。

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