とろろ蒸しはお年寄りを念頭に置いた献立を考える時にとても便利な調理法です。魚の身を崩してとろろと絡めて食べる事で誤嚥の防止に役立ちます。とても簡単ですし、出来上がってから醤油やポン酢で食べてもいいわけですから味つけも不要です。
今回は薄味の出汁を張って蒸しましたが嚥下の悪い方の場合はあん掛けにするか出汁を張らずに醤油やポン酢だけで提供した方がいいと思います。盛り付けやトッピングを工夫すればちょっとオシャレな一品にもなります。是非お試し下さい。
秋鮭切り身 | 2切れ |
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山芋とろろ | 100g |
お好きなキノコ類 | 適量 |
出汁 | 150cc |
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薄口醤油 | 大さじ1 |
みりん | 大さじ1 |
片栗粉 | 小さじ2 |
塩 | 少々 |
1 | 今回は皮なしの秋鮭を使いましたが皮付きでもかまいません。 1切れを一口大の大きさにカットします。 |
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2 | カットした秋鮭を皿に盛り付けます。 |
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3 | 出汁に薄口醤油とみりんを合わせ2の器に張りキノコ類も盛り付けます。その際、出汁が熱いようなら冷ましておいて下さい。 |
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4 | 山芋のとろろに分量の片栗粉と塩を入れます。山芋のとろろが粘り気の強いものであれば、片栗粉は必要ありません。 |
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5 | 4のとろろを鮭の切り身に掛けて、湯気の上がった蒸し器で12〜15分程度、中火で蒸したら出来上がりです。 お好みでスダチやワサビなど添えて召し上がってください。 |
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とろろ蒸しはお年寄りを念頭に置いた献立を考える時にとても便利な調理法です。魚の身を崩してとろろと絡めて食べる事で誤嚥の防止に役立ちます。とても簡単ですし、出来上がってから醤油やポン酢で食べてもいいわけですから味つけも不要です。
今回は薄味の出汁を張って蒸しましたが嚥下の悪い方の場合はあん掛けにするか出汁を張らずに醤油やポン酢だけで提供した方がいいと思います。盛り付けやトッピングを工夫すればちょっとオシャレな一品にもなります。是非お試し下さい。
コメント
今回ご紹介するのは一番手間の掛からない方法をご紹介します。嚥下が悪い方に提供する場合は、出汁を張らずに蒸して仕上げにトロミをつけたアンを掛けてください。写真ではオクラがのっていますが、たまたま撮影の時にオクラの茹でたものがあったのでちょっと彩りにのせました。ご自宅で作る時はお好きな野菜を一緒に蒸してもいいかもしれませんね。その場合、青い野菜は長く蒸すと色が飛んでしまうものが多いのでタイミングを見て後から蒸し器に入れるようにしてください。