だし巻きの基本は、卵の量の半量程度の出汁を入れることです。卵2なら出汁が1の割合です。沢山出汁が入りますので、焼き上がりが硬くならずにふんわりと仕上がります。
嚥下の悪い方に提供する場合は、出汁10に対して醤油1、みりん1程度の味つけのアンを作って掛けてあげてください。とても軟らかいですので、歯の悪い方にも刻まずに提供できます。
1 | 出汁は顆粒の即席だしでもかまいませんが、昆布とカツオでとったものがあれば是非そっちを使ってください。 その場合はあらかじめ粗熱が取れるまで冷ましておきましょう。 |
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2 | 卵4個をボールに割り入れ、良く溶かしておきます。 調味料と出汁を卵とは別の器で合わせたら、よく溶いた卵に調味料を合わせます。 |
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3 | 卵焼き器を強めの中火で熱します。 卵焼き器が温まったら多めの油を引いて手早く焼いていきます。 焼き始めたら火加減は強火でもかまいません。 |
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4 | 全体が半熟になったら手早く手前に巻き取り、再度油を引いて巻き取った卵を前にずらします。手前の部分に再度油を引いたら新しい卵液を流し込み、焼いた卵の下にも卵液を流したらすぐに手前に巻き込んでいきます。 これを繰り返して卵液を全部焼いていきます。全部焼いたら巻きすに取って全体の形を整えましょう。巻きすが無ければそのままお皿かまな板の上に取って粗熱を取ります。 |
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5 | すこし置いて粗熱が取れたら適当な大きさに切って器に盛り付けたら神瀬です。 |
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だし巻きの基本は、卵の量の半量程度の出汁を入れることです。卵2なら出汁が1の割合です。沢山出汁が入りますので、焼き上がりが硬くならずにふんわりと仕上がります。
嚥下の悪い方に提供する場合は、出汁10に対して醤油1、みりん1程度の味つけのアンを作って掛けてあげてください。とても軟らかいですので、歯の悪い方にも刻まずに提供できます。
コメント
出汁をたっぷり入れて焼くだし巻き卵は普通の卵焼きに比べてとてもふんわりとした食感になります。その分焼くのが難しい面もあるのですが、普段卵焼きを焼くのに慣れている方なら問題無く焼けると思います。コツは強めの火加減で一気に巻いていくことでしょうか。
味つけはお好みでかまいませんが、今回ご紹介する味つけが基本的な味つけと思ってください。薄味ですので出汁をしっかり効かせることが美味しいだし巻きを作るコツになります。出汁と調味料を卵とは別の器で合わせてからよく溶いた卵に合わせます。卵と調味料を合わせたらざっくりと混ぜ合わせる程度にしてあまりかき混ぜない様にしてください。