野菜にオイルでコクを加えやわらかく仕上げたエチュベは介護食としてとても適した料理です。今回はブロッコリーを使いましたが、ほうれん草などの葉物野菜でもいいですしカブやジャガイモなどを火が通りやすいように輪切りにしてエチュベにしても美味しくいただけます。本来は野菜の水分だけで調理する料理なのですが、蓋がしっかり閉まる鍋でないとうまくいかない事もありますし、ブロッコリーや根菜類など水のあまり出ない野菜は少しの水を使うことで失敗無く作る事が出来ます。
ブロッコリーとベーコンのエチュべ
作り方
1 | ブロッコリーは小房に分け水洗いしておきます。 スライスベーコンは1センチ幅くらいに切っておきます。 |
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2 | ニンニクは皮をむいて薄くスライスしておきます。 |
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3 | 蓋付きの鍋かフライパンにブロッコリー、ベーコン、ニンニクを入れ、分量の水とオリーブオイルを入れます。 野菜の水分が出やすいように、必ずこの時に塩をします。最後にもう一度塩をしますので、この時は塩を入れすぎないように注意して下さい。 |
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4 | 3の鍋に蓋をして弱めの中火にかけます。蒸気が出てきたら弱火にします。 途中で水が無くなるようなら適宜足して下さい。 |
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5 | だいたい5分弱蒸し煮にしてブロッコリーがやわらかくなれば味見をして、最後に塩胡椒で味を調えたら出来上がりです。 |
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コメント
フレンチの蒸し煮料理に「エチュベ」というのがあります。主に野菜を調理する時にこのエチュベをするのですが、野菜に少量の水とお好みの油やバターを加えて蓋付きの鍋で蒸し煮にする技法です。使う野菜が葉物野菜の場合は水を加えずに作る事も出来ます。日本ではあまり馴染みがありませんが、短時間で野菜がやわらかくなりますし、蒸し料理なので栄養価のロスも少なく介護食としても使えるテクニックです。とても簡単ですから是非お試し下さい。