茶碗蒸しも、この小田巻き蒸しもコツを覚えてしまえば簡単なお料理です。特に小田巻き蒸しはうどんが入るのでお年寄りにはこのお料理だけでも十分な食事になりますし、中に入るうどんも蒸されて柔らかくなりますので、歯の悪い方にも安心して提供出来るメニューです。
小田巻蒸し
作り方
1 | 卵2個を割りほぐし出汁と調味料全てを入れて卵液を作っておく。 |
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2 | うどんが入るので、茶碗蒸し用の器では小さすぎます。 小さめの土鍋など適当な器を用意します。 |
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3 | うどんと具材を鍋に入れ、鍋端からそっと卵液を入れます。 (手間でなければ、うどんはさっとお湯にくぐらせても良いですが、湯切りが中途半端だと水くさくなりますのでそのままでもかまいません。) |
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4 | 湯気の上がった蒸し器で、最初は強火で2分程加熱し、すぐに弱火に落として20分程度蒸します。 竹串を刺してみて透明な汁が上がってくれば火が通っています。 |
コメント
大阪船場の伝統料理と言われていますが、茶碗蒸しにうどんが入ったものを小田巻き蒸しと言います。
卵液は蒸す前に漉して使えば丁寧ですが、ご家庭ではそのままで構いません。
具材の鶏肉やエビもお店だとさっと霜降りしますがご家庭では生のままでも問題ありません。蒸し時間は器や調理器具によって変わってきますので様子を見ながら蒸しあげてください。蒸し方は最初は強火で2分ほど。その後弱火にして20~30分と言ったところです。
うどんが入りますので普通の茶碗蒸しより味は少し濃いめにしています。