嚥下が苦手な方にはトロミ剤を使いがちですが、卵を半熟にしてあげればトロミ代わりにもなりますから試してみて下さい。トロミ剤は料理の味を変えないと言われますが、やはり独特のべたつく食感が残りますし、ご飯物の場合はトロミ剤を出汁等に溶いてトロミ液を作る必要があり、料理の味を変えてしまいます。
春キャベツとカニカマの卵とじ丼
作り方
1 | キャベツは太めの千切りにします。 |
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2 | カニかまはほぐしておきます。 |
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3 | 丼用の鍋か小さめのフライパンに出汁を張り刻んだキャベツを入れて火にかけます。(中火の強火) |
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4 | 沸いてきたらカニカマと調味料を全て入れもう一度蓋をします。(中火の弱火) |
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5 | キャベツがお好みの硬さになるまで煮込んだら卵でとじて出来上がりです。 |
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コメント
キャベツは年中手に入る野菜ですが、春キャベツは特別ですね。葉の芯の部分が太い割にはとても柔らかくて春の訪れを感じさせてくれる野菜です。今回はそんな春キャベツを使って丼を作りました。
合わせるのは、これも柔らかいカニかまとトロミ液代わりの卵です。
キャベツの硬さは加熱時間で調節出来ますから、歯の具合が悪い方に食べさせる場合は長めに加熱すればほとんど噛まなくても食べられるほどの硬さに出来ますし、逆に食感が欲しい場合はさっと火を入れた段階で卵でとじてしまって下さい。どちらにしても短時間で出来るメニューです。