旬に食べたい野菜の話し

自然というのは良くした物で、その時期に旬のものを食べていれば必ず理にかなった食べ方になるのですが、その「旬」を無くしてしまったのが今の時代です。

私の様な田舎育ちでも、スーパーで年中見かける野菜の、本当の旬の時期を知っているかと言えば相当あやしいですし、魚に至ってはほとんど知らないと言ってもいいレベルです。

しかし難しい事を考えなくても、スーパーの棚に沢山並ぶようになって値段も安くなる時期が、野菜も魚も旬に違いないと思って毎日買い物を続けています。

これは私が勝手に考えている事なのですが、食べ物の「旬」というのは栄養価が云々というよりも、野菜なら野菜が自然界から最もエネルギーを受け取る事の出来る時期が旬なのだと思っています。

そうすると結果的に栄養価も高くなるでしょうし、非常に生命力が高まった状態になり、結果として美味しくなるのだと思っています。

この「旬の美味しさ」というものは栄養価の高低では計れない人智を超えたモノだとも思っています。

ハウス栽培などで温度や湿度の条件を合わせれば、時期を外れていてもそれなりに野菜は育ちますが、そこに生命力の様なものは感じられません。

夏場の露地栽培のトマトやキュウリと冬場のハウス栽培のトマトやキュウリが、見た目は同じでも違う味わいになるのはやはりこうした地球から来るエネルギーに由来するのではないでしょうか。

しかもそれを食べる人間にとって、その季節に必要な栄養素や働きをもたらしてくれるのが旬の野菜という事になります。

ちなみにこれから冬場にかけて旬を迎える白菜ですが、ちょっと気になったので漢方&薬膳の本でどういった働きがあるのか調べてみました。

そうしましたら、意外にも「体を冷やす作用」があると書かれていて驚きました。

「体内にこもった余分な熱を鎮め、目の充血、ほてり、のぼせ、胸のむかつき」に効果があるとも書かれています。

更に、脾と胃の働きを高め、利尿と便意を促す作用があり、むくみやすい人や便秘の人は継続して食べると良い」とも書かれていました。

そして更に、「酒の毒を消す作用がある」と書かれていて、二日酔いに良いと書かれていました。(以上「いつもの食材・漢方 効能&レシピ帖」早乙女孝子著より抜粋)

実は私の一番の楽しみは毎日の晩酌でして、冬場に鍋をつつきながらビールや熱燗をグイグイ飲んでしまうのが常なのですが、酒飲みの皆さんは積極的に白菜を食べると良いかもしれませんね。

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