介護施設の未来図

老人向けの介護施設は介護保険から報酬を受け取ります。老健や特養などには税金も投入されています。公金や税金が絡むという事は、つまりそこに必ず利権が発生し政治家が群がります。

ご存知のように日本の政治家、特に有力政治家と言われる人達はほとんどが二代目か三代目の、政治家一族出身で占められています。

そのせいかどうかは分かりませんが、今や日本の政治家のレベルの低さは世界有数と言ってもいいのではないでしょうか。

つまり国民の方を向いて仕事をせずに、自らの懐を肥やす事だけはいくら批判されてもやり通すという訳の分からない事になっています。

そんな中、介護施設のデジタル化を推進し大規模化していこうという方向で議論が進んでいるというツイート(X)を目にしました。

実際に介護に携わっている人なら瞬間的にお分かりと思いますが、介護というものは究極の個別対応サービスであって、大規模とかデジタルとかと最も相容れない種類のものです。

デジタル化を推進する事で、無駄を無くし業務の効率化を図るとの事ですが、効率化を図られて喜ぶお年寄りがいるとも思えません。

効率化を進めれば、介護士一人で担当出来るお年寄りの人数も、今より増やせるだろうとも書かれていまして、つまりもっと少ない人数で多くのお年寄りを面倒見てねという方向で議論が進んでいるようです。

どうしてこんな議論になるかと言うと、「大規模」だとか「デジタル」などを絡めるとそこに多額のお金が必要になりますので利権が生まれます。

自分の事しか頭にない政治家エリートの皆さんにとっては、逆に「大規模」で「デジタル」じゃない方向などありえないという話しです。

介護業界は彼らが私腹を肥やす為のダシに使われているだけの事で、これが本当に実現してしまったら、きっと働いてくれる介護士さんは居なくなってしまうでしょうね。

先日も人口減少社会の事について少し書かせていただきましたが、介護にまつわる色々な事柄を考えるにつけ、どうやっても明るい未来は見えてきません。

しかしそんな中でも我々も要介護のお年寄りも生きていかなければならないわけで、私たちに出来る事は、せめて自分の身の回りだけでも愛情を持って支えていく事くらいでしょうか。

私の場合は、美味しい食事を作らせてもらい喜んでいただく事になりますが、

しっかりと気持ちをポジティブに保って料理に向かい合いたいと思います。

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