胡麻を使った煮物を「利休煮」といいますが、コクのある胡麻と淡泊な茄子は相性が良い組み合わせです。
千利休が胡麻好きだった事から胡麻を使った煮物を利休煮と言うそうですが、この辺りの真偽はよく分かりません。精進料理や懐石料理には胡麻が欠かせませんので、あれこれ使う胡麻を煮物の時だけ区別する意味で、ちょっと別の呼び方にしたかっただけかもしれないと私は思っています。胡麻豆腐を利休豆腐に変えるより語呂も良いですしね。
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| 茄子 | 3本 | 
|---|---|
| 豚バラの薄切り肉 | 100g | 
| 水 or 出汁 | 300cc | 
|---|---|
| 醤油 | 大さじ1.5杯 | 
| 味醂 | 大さじ1.5杯 | 
| 酒 | 大さじ1.5杯 | 
| 砂糖 | 小さじ1 | 
| すりゴマ | 大さじ1 | 
| 1 | 茄子はヘタを外したら縦半分に切って、皮面に包丁で細かく斜めに切れ込みを入れたらサッと水にさらして灰汁を抜きザルにあげておく。  | 
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| 2 | 豚バラの薄切り肉は、2〜3センチ位の食べやすい大きさにカットしておく。  | 
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| 3 | フライパンにごま油大さじ1(分量外)を熱し、強めの中火で1の茄子を皮目を下にして焼く。 ※先に皮面を油でしっかり焼いておくと、後で煮たときに色落ちしにくくなります。  | 
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| 4 | 茄子の皮面がキレイな深い紫になったら全て上下を返して分量の出汁か水を入れ、すりゴマ以外の調味料も全て加えます。  | 
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| 5 | 最後に豚バラの薄切り肉を加え、蓋か落とし蓋をして中火で約10分煮込みます。  | 
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| 6 | 少し煮詰まって、茄子が充分に柔らかくなっていたらすりゴマを加え一煮立ちしたら完成です。  | 
胡麻を使った煮物を「利休煮」といいますが、コクのある胡麻と淡泊な茄子は相性が良い組み合わせです。
千利休が胡麻好きだった事から胡麻を使った煮物を利休煮と言うそうですが、この辺りの真偽はよく分かりません。精進料理や懐石料理には胡麻が欠かせませんので、あれこれ使う胡麻を煮物の時だけ区別する意味で、ちょっと別の呼び方にしたかっただけかもしれないと私は思っています。胡麻豆腐を利休豆腐に変えるより語呂も良いですしね。
コメント
油と相性の良い茄子を豚バラの薄切り肉と一緒に炒め煮にします。最後にすりゴマを入れて胡麻煮(利休煮)にしますが、こうすることでいつもの煮物とはちょっと違う味が楽しめますし、何よりとてもコクが出て美味しくなります。
嚥下の悪い方がいらっしゃる場合は、仕上げに水溶き片栗粉で全体にトロミを付けても美味しいと思います。お年寄りは肉類が段々と食べにくくなりますが、脂身の多いバラ肉の薄切りは噛みやすく比較的食べやすい部位になります。
お試し下さい。