鶏むね肉がパサつくのは焼くことで水分が出てしまうからです。今回の様に薄く小さくカットして焼く場合はどうしてもパサつき安くなるので、焼くときに水分を補ってやるとしっとり柔らかく仕上がります。
白味噌がなければ普通の味噌でかまいません。山芋と味噌はとても相性が良いのとソースにこくが出ますので、味噌は是非使って下さい。
介護食(ユニバーサルレシピ)情報専門サイト「食べごろクラブ」
鶏むね肉 | 300g |
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山芋 | 200g |
ほうれん草 | 1束(約150g) |
パン粉 | 少々 |
白味噌 | 15g |
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薄口醤油 | 小さじ2 |
マヨネーズ | 大さじ1 |
卵 | 1個 |
バター | 10g |
1 | ほうれん草は洗って3〜5センチ長さにざく切り。 山芋は摺り下ろして、白味噌、薄口醤油、マヨネーズと卵を入れてよくかき混ぜておきます。 その際に先に白味噌を薄口醤油とマヨネーズで溶き伸ばしてから山芋とあわせるようにして下さい。直接白味噌を入れてしまうとダマになってうまく混ざりません。 |
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2 | 鶏むね肉は一口大にそぎ切りにしますが、その際に肉の繊維と直角にそぎ切りにします。 繊維に沿って切ってしまうと食感が硬くなります。 |
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3 | フライパンにバターを熱し、ほうれん草を炒めます。 味つけは軽く塩・胡椒をする程度。 全体がしんなりとして炒まったらグラタン用の皿に敷いていきます。 |
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4 | 鶏むね肉に小麦粉(分量外)をまぶし、多めのサラダ油を引いたフライパンで焼いていきます。火加減は中火です。 強火で焼いてしまうと肉が硬くなりますので注意して下さい。 |
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5 | 写真の様に肉の縁が白くなってきたら片面が焼けていますので裏返します。 裏返したらすぐに酒か水を大さじ2杯程度振り入れて軽くフライパンを揺さぶったら蓋をして火を止めます。 |
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6 | 3のほうれん草を敷いたグラタン皿に5の肉を盛り付けます。 その上から、1の山芋を掛けてパン粉を振りオーブントースター等で8〜10分焼けば出来上がりです。 |
鶏むね肉がパサつくのは焼くことで水分が出てしまうからです。今回の様に薄く小さくカットして焼く場合はどうしてもパサつき安くなるので、焼くときに水分を補ってやるとしっとり柔らかく仕上がります。
白味噌がなければ普通の味噌でかまいません。山芋と味噌はとても相性が良いのとソースにこくが出ますので、味噌は是非使って下さい。
コメント
鶏むね肉は加熱しすぎるとパサパサして硬くなります。ご紹介するレシピではフライパンで片面を焼いて裏返したらすぐに酒を振り入れて蓋をして火を止め最後は余熱で火を通します。
後からオーブントースターで焼きますので、火の通り方も8〜9割といった所で問題ありません。
今回は山芋をグラタンソースにしましたが、普通のホワイトソースでも勿論かまいません。
柔らかいむね肉にとろりとした山芋が絡んで嚥下の悪い方にも食べて頂けますが、嚥下の悪い方に提供するのであれば、山芋に卵は入れない方がねっとり感が残ります。