冬から早春にかけてのほうれん草は葉がしっかりしていながら加熱すると茎まで柔らかくなり甘味もあります。栄養価も高いですからこの時期には積極的に食べたい食材です。お年寄りにとっては、お豆腐で不足しがちなタンパク質とカルシウム、ほうれん草で鉄分やβカロテンなども摂れますのでちょっとした副菜などにもおすすめですし、ご飯にかけて丼風にしても美味しいと思います。
豆腐とほうれん草のとろみ炒め
材料 : 3〜4人分
調理時間目安 : 10〜15分
レシピ
ほうれん草 | 1束 |
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絹漉し豆腐 | 1丁(約300g) |
水 | 200cc |
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鶏ガラスープの素 | 小さじ1 |
醤油 | 小さじ1.5 |
塩 | 少々 |
ごま油 | 適量 |
片栗粉 | 適量 |
作り方
1 | ほうれん草は洗って食べやすい大きさにざく切りにします。 豆腐は2センチ角くらいのサイの目に切ります。 |
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2 | フライパンにごま油を熱してほうれん草を炒めます。この時に軽く塩を振ります。 |
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3 | 全体に油がまわって嵩が減り始めたらすぐに分量の水と鶏がらスープの素、醤油を加えます。 |
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4 | 続いて豆腐も加え一煮立ちしたら、ここで一度味をみます。 |
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5 | 豆腐が温まり、ほうれん草がお好みの固さになれば水溶き片栗粉でトロミを付けて完成です。 |
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コメント
ほうれん草をサッと炒めてから中華風のスープで豆腐と一緒に軽く煮込んだ料理です。スープで煮込む時間を調整すればほうれん草の固さも調整出来ますので、歯の悪い方がいらっしゃる場合にも便利です。
今回豆腐は絹ごしを使いましたが木綿でもかまいません。仕上げに片栗粉でトロミを付けますので「やわらかくしっとり仕上がった喉越しの良い料理」という介護食の要素もバッチリ含んでいます。手早く出来るユニバーサルレシピです。