使う野菜は豆苗でなくてもキャベツやモヤシなどでも良いですし、ほうれん草など何でも使えます。カニカマはとても柔らかいので、お年寄りを意識した献立には使いやすい食材ですし、緑の野菜に対して赤いカニカマは彩りもキレイですね。カニの風味が苦手な方はチクワなど他の練り物でも良いですしハムやベーコンを使っても美味しいと思います。野菜炒めに卵を入れる方が簡単かもしれませんが、こんな風に巣ごもり風にする事を覚えておくとレパートリーが広がります。
豆苗とカニカマの巣ごもり卵
作り方
1 | 豆苗は根元を落とし、2〜3センチ長さに切りそろえます。カニカマはボウルなどにほぐしておきます。今回はスティックタイプのカニカマを4本使いましたが、サラダ用などとして売っているほぐしやすいカニカマを使えば簡単にほぐせますのでその方が早いと思います。 |
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2 | フライパンにサラダ油(分量外)を熱し、豆苗から炒めていきます。この時に塩を一つまみ入れます。 |
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3 | 塩を入れてひと混ぜしたら、すぐにカニカマも入れて炒め合わせます。ここまで火加減は中火です。 |
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4 | 豆苗がキレイな緑になりしんなりとして来たら、火加減を少し弱め箸で全体を二つに分けたら、真ん中に卵を落とす穴を作り卵を落とします。この時に直接卵を割り入れると殻が入る事がありますので、出来ればボウル等に一度割ってから静かにフライパンに移すようにしましょう。 |
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5 | 卵を割り入れたら、ここでめんつゆを全体に回し掛け、蓋をして卵の白身が固まり、黄身がトロリと半熟くらいになったら完成です。黄身を壊さない様に注意しながら盛り付けましょう。 |
コメント
安くて栄養価の高い豆苗と風味の良いカニカマをサッと炒めて真ん中に卵を落として作る巣ごもり卵をご紹介します。豆苗にはビタミンKが豊富に含まれますが、これは骨の形成を助ける働きがあるとされているので、更年期を迎えた女性やお年寄りには嬉しい野菜だと思います。また、卵を半熟に仕上げて野菜と絡めながら食べる事で、嚥下の悪いお年寄りにも食べやすいおかずになります。大きめのフライパンを使えば数人分を一度に作る事が出来ますから忙しい朝食などにもいいですね。10分で出来るお手軽レシピです。