お年寄りにも食べやすい献立を考える時に、とろみや粘り気のある料理の方が食べやすいと思いがちですが、糸を引くタイプのネバネバ食材は逆に食べにくいと言われる場合があります。そんな時には大根おろしで和えると適度にネバネバが緩和され噛む事も飲み込むことも容易になり食べやすくなります。大根の持つ消化酵素が消化も助けてくれますから一石二鳥ですね。
オクラとなめこのみぞれ和え
作り方
1 | オクラはヘタを除きガクの部分をぐるりと剥くように切り落とします。 |
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2 | 鍋にお湯を沸かし、1のオクラを茹でていきます。歯ごたえをしっかりと残すなら30秒程度でかまいませんが、お年寄り向けに柔らかくするのでしたら最低1分以上は茹でて下さい。 |
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3 | 2のお湯でなめこも茹でていきます。真空パックのなめこを使う場合は、最初固まっていますからお湯に入れ箸でほぐしながら茹でて下さい。なめこを入れて一度冷めたお湯が再沸騰してなめこがお湯の中で踊る様になったら火が通っていますのでザルにあげ、そのまま冷まします。急ぐ場合は水に取ってもかまいませんが、使う前によく水切りしましょう。 |
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4 | 2のオクラを小口から2〜3ミリ厚さに刻み、3のなめこと一緒にボウルに入れ大根おろしで和えれば完成です。味つけは各自食卓でお好きな物をかけて召し上がれ。 |
コメント
オクラとなめこはどちらもネバネバ系の食材ですが、大根おろしで和える事で程よく粘り気が中和されお年寄りにも食べやすくなります。最初にオクラを茹でて同じお湯でなめこも茹でてしまえば早いですし、なめこは真空包装で売っているものを買えば日持ちもするのでスーパーで食材のまとめ買いをする時などにリストに入れておくのもいいと思います。茹でて和えるだけで、味つけは各自食卓で醤油やポン酢をかけて食べる簡単時短レシピです。