繊維分の多い小松菜ですが、煮る時間を長くすれば比較的柔らかくなりますので歯の悪いお年寄りに提供する場合は長めに煮ましょう。嚥下の悪いお年寄りに提供する場合は仕上げに片栗粉でトロミ付けしてもいいですね。その場合、和風の出汁で煮るのでは無く鶏がらスープの素などで煮て中華風にしておいて、とろみ付けしてからごま油で香り付けするとまた違った一品になります。お試し下さい。
小松菜の卵とじ
作り方
1 | 小松菜は洗って根元を落としたら、3センチくらいの長さにざく切りにします。卵はボウル等に割って溶き卵にしておきます。 |
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2 | 鍋に煮汁の材料を全て入れ火にかけます。沸いてきたら1の小松菜を入れ蓋をします。火加減は中火ですが、蓋をしたら吹きこぼれない程度の火加減に調整して下さい。この時に野菜の量に対して煮汁の量が少なく感じるかもしれませんが、野菜から水が出ますのでこれで問題ありません。 |
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3 | 蓋をして3分ほど煮れば野菜もしんなりしてきますので、一度食べてみて野菜がお好みの固さになるまで煮て下さい。 |
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4 | 最後に1の溶き卵を回し入れ、卵とじにしたら完成です。 |
コメント
今回のレシピはわざわざご紹介するほどのものではないかなと思ったのですが、こうした単純なレシピが意外と毎日の食事の中で思いつかない事もあるかなと思いご紹介する事にしました。小松菜を出汁で煮て仕上げに卵でとじただけのものですが、使う野菜はお好みでかまいません。水菜や白菜などでもいいですし、意外と豆苗や春菊なんかの香りのある野菜もこうした食べ方をすると美味しいと思います。とても簡単ですから冷蔵庫に何もない時など試してみて下さい。