今回はシラスを混ぜましたが、竹輪やカニカマなどでもいいと思いますし、ジャガイモだけでも美味しく出来ます。また、ジャガイモを千切りにせずに摺り下ろしてしまえば、北海道の芋餅風になります。その場合はネタの扱いがデリケートになりますので、繋ぎとして小麦粉や片栗粉をプラスすれば焼きやすくなると思います。
シラスとジャガイモのお焼き
作り方
1 | ジャガイモは洗って皮をむいたら、千切りが出来るスライサーで千切りにしていきますが、この時に水にさらすのはNGです。水にさらすと澱粉質が抜けてしまい焼いてもまとまりにくくなってしまいます。 |
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2 | ジャガイモを全て千切りにしたら、分量のシラスと卵を合わせていきます。卵は先に別のボウルで溶き卵にしてから混ぜましょう。 |
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3 | フライパンに薄くごま油(分量外)をしいたら2のネタを直径5センチくらいの丸い形に成型しながら焼いていきます。火加減は最初中火で、ネタをのせ終わったら弱めの中火にします。 |
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4 | 蓋はせずに5分くらい焼いてネタの周りがカリッとしてきたら一つを裏返してみてキレイな焼き色が付いていれば全部を裏返し、更に5分ほど焼きます。 |
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5 | 真ん中を指で押してみて、押し返してくる感じになれば中まで焼けています。 お皿に盛り付けたら、お好みでマヨネーズやポン酢などで召し上がって下さい。 |
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コメント
洋風お肉料理の付け合わせによく登場する「ジャガイモのガレット」というお料理がありますが、今回ご紹介するのはこれを少し和風にしたお料理です。シラスを混ぜてカルシウムをプラスし、少しふんわり感が出るように卵も繋ぎとして入れました。本物のガレットはバターを使って表面をカリッと焼き上げますが、この「お焼き」はそこはあまり意識せずにキレイな焼き色が付けばOKです。その方がお年寄りにとっては食べやすいと思います。シラスが入っていますので、特に味つけをしなくても適度に塩分が感じられる仕上がりになります。お試し下さい。