歯の悪いお年寄りはタコやイカ、エビなどを食べなくなりますが、これらにはタウリンという栄養素が豊富に含まれます。牡蛎にはこのタウリンが豊富に含まれていますので、歯の悪い方には特におすすめの献立になります。生の青のり独特の風味が牡蛎の風味と良く合います。酒の肴やご飯のおかずに是非作ってみて下さい。
牡蠣と青のりのふわっと焼き
作り方
1 | 生青のりは水洗いをしてからザルに取り、キッチンペーパー等で軽く絞っておきます。 長芋は皮を剥き摺り下ろしてとろろにします。 |
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2 | キャベツは少し太めの千切りにしておきます。 牡蛎は水洗いをしてザルにあげ、ペーパーで水分を押さえておきます。 |
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3 | ボウルにキャベツ、長芋トロロ、青のり、卵、片栗粉、めんつゆを入れ全体が良く馴染むまで混ぜ合わせます。 |
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4 | フライパンを中火で熱し、薄くサラダ油を引いたら3の生地を流し込み、洗って水を切った牡蛎を乗せ、少し火を弱めてそのまま4〜5分程度焼きます。 |
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5 | 片面が焼けたら生地をひっくり返しますが、柔らかいので慎重に返しましょう。 |
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6 | 更に5分ほど焼いて、楊枝か串を刺してみて何も付いてこなければ焼けています。 お皿に盛り付け、ソースやマヨネーズ、ポン酢などお好きなモノで召し上がって下さい。 |
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コメント
11月頃から春先にかけて生の青のりがスーパーに並ぶようになります。今回ご紹介するのは、生の青のりを見かけたら是非作って欲しいレシピです。
介護食を意識した料理を作る時に、覚えておくと便利な長芋のトロロと卵を合わせて生地にする焼き物を時々ご紹介していますが、これもその生地を使った焼き物です。
生の青のりが出回る時期に美味しくなるのが牡蛎ですが、ここにキャベツをプラスして長芋と卵の生地で焼くだけの簡単なお好み焼き風料理です。歯の悪い方には貝類は食べにくいモノですが、牡蛎は柔らかいので食べやすいと思います。生地には薄味を付けて焼き、食べるときにポン酢やソースなどお好きなモノを付けて食べて下さい。