ホワイトソースは牛乳を使いますのでカルシウムやタンパク質なども一緒に摂れますし、具材を工夫すれば栄養的にも気の利いたメニューになります。
今回はドライカレーに鶏のミンチを使いましたが、歯が悪くなければ豚の細切れ肉や鶏もも肉を小さく切って入れてもいいですね。トッピングしたチーズは冷めると固まってお年寄りには食べにくい事もありますので、上から掛けずにホワイトソースに入れ込んでしまってもいいですし粉チーズでもかまいません。
鳥ミンチ(もも) | 100g |
---|---|
人参 | 50g |
セロリ | 20g |
ご飯 | 150 |
カレー粉 | 小さじ1.5 |
塩・胡椒 | 適量 |
ピザチーズ | 30g |
牛乳 | 300cc |
---|---|
小麦粉 | 大さじ2 |
バター | 15g |
玉ネギ | 1/2個(100g) |
マッシュルーム | 80g |
塩・胡椒 | 適量 |
1 | まずドライカレーから作っていきます。 人参とセロリはみじん切りにします。(セロリがなければ玉ネギでかまいませんし、人参だけでもかまいません) |
|
2 | フライパンにサラダ油(分量外)を熱し、セロリと人参を炒めます。 |
|
3 | セロリが透き通って全体にしんなりしてきたらミンチを加えてほぐしながら更に炒めます。この時に軽く塩をします。 |
|
4 | ミンチ肉がほぐれたらご飯を入れて炒めます。ご飯は冷やご飯でもかまいませんが、温まっている方が早くほぐれます。 |
|
5 | ご飯がほぐれてきたらカレー粉を入れ更に炒めたら、最後に塩胡椒で味を調えたらドライカレーは完成です。 |
|
6 | 次にホワイトソースを作ります。 鍋にバターを熱し、玉ネギとマッシュルームを炒め、玉ネギが透き通ってきたら分量の小麦粉を振り入れ更に炒めます。火加減は中火です。 全体が馴染んで粉っぽさがなくなってきたら冷たい牛乳を一気に入れます。ヘラなどで混ぜながら熱して全体にトロミが付いたら最後に塩胡椒で味を調えたらソースの完成です。 |
|
7 | 用意した耐熱容器に5のご飯を入れ、上から6のホワイトソースを掛けます。 最後にピザチーズをのせてオーブントースターなどで5分〜8分程度、表面に美味しそうな焦げ色が付けば完成です。 |
|
ホワイトソースは牛乳を使いますのでカルシウムやタンパク質なども一緒に摂れますし、具材を工夫すれば栄養的にも気の利いたメニューになります。
今回はドライカレーに鶏のミンチを使いましたが、歯が悪くなければ豚の細切れ肉や鶏もも肉を小さく切って入れてもいいですね。トッピングしたチーズは冷めると固まってお年寄りには食べにくい事もありますので、上から掛けずにホワイトソースに入れ込んでしまってもいいですし粉チーズでもかまいません。
コメント
ご飯をグラタンにしたドリアという料理は昭和の初め頃に日本で活躍したスイス人コックさんが考案したとされていて、日本生まれのグラタン料理と言えます。
お年寄り向けのメニューとしてホワイトソースを使ったグラタンはとても相性が良く、老人ホームなどでも人気メニューの一つです。ただ、ご家庭で作る場合ホワイトソースが面倒だと言う方が多いのですが、最近では牛乳で伸ばしたりせずにそのまま使えるものなども売っていますので、そういった商品を上手に使う手もあります。
今回ご紹介するドリアはご飯をカレー風味(ドライカレー)にしました。スパイスを効かせると食の細いお年寄りでも意外と食が進むことがあります。お試し下さい。