歯の悪いお年寄りに提供する場合は、本場山形のだしの様に全てみじん切りにして作りましょう。使う野菜や薬味はお好みで好きなモノを使えば良いと思います。今回トロミ付けにオクラを使いましたが、メカブでもいいですし、本格的に昆布を使っても勿論いいですね。温泉卵を使う事で子供にもアピール出来ますし、栄養バランスも良くなります。さっぱりとした夏のユニバーサルレシピです。
山形だし風丼温玉のせ
材料 : 2人分
調理時間目安 : 10〜15分
レシピ
オクラ | 4本 |
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きゅうり | 1本 |
みょうが | 1〜2個(お好みで) |
カニカマ | 30g |
温泉卵(市販品) | 2個 |
めんつゆ(2倍) | 大さじ3 |
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作り方
1 | キュウリは小口から薄く切ったら、塩を小さじ半分程度(分量外)振って揉んでおきます。 カニカマは身をほぐしておきます。 |
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2 | オクラはヘタを少し落としたらガクの部分を包丁でぐるりと剥いておきます。お湯を沸かしたら30秒程度茹でて水に取り色止めし、キュウリと同じ様に小口から切っておきます。 ミョウガも小口から輪切りにしておきます。 |
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3 | 1のキュウリの味を見て、塩がキツいようならさっと水洗いして絞って下さい。塩分問題無ければ絞るだけで結構です。 ボウルに絞ったキュウリとオクラ、ミョウガ、カニカマを入れ、分量のめんつゆを入れたら全体をよくかき混ぜたら「だし風」の完成です。 |
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4 | 3の「だし風」をお茶碗に盛り付けたご飯にのせ、真ん中に温泉卵(市販品)を落としたら完成です。 |
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コメント
山形の郷土料理に夏野菜と粘り気のある昆布を細かく刻んで食べる「だし」というのがありますが、そこから発想した簡単な「だし風」の丼をご紹介します。山形のだしは野菜を全てみじん切りにしますが、時間も手間もかかりますので、今回はすべて小口から輪切りで済ませています。
使う野菜や薬味はお好みでかまいませんが、今回はオクラ、きゅうり、ミョウガの三種類です。彩りにカニカマを入れましたがこれは無くてもかまいません。山形では粘り気を出すために「納豆昆布」などの粘り気の強い昆布を必ず入れるそうですが、わざわざその為に買ってくる必要がありますので、今回はオクラで粘り気を付けました。味つけはめんつゆだけ。暑い夏にさっぱりといただけるスピードメニューです。