嚥下の悪い方に提供する場合は、仕上げる時に煮汁に片栗粉でトロミ付けすると食べやすくなります。歯の悪いお年寄りに提供する場合は、ズッキーニを小さく切りますが、スプーンで食べられる位のサイズがひとつの目安です。その際に、豆腐の方は小さく切らずに大きいサイズのままスプーンですくい取りながら食べる方が豆腐の食感が生きて美味しいと思います。
焼き豆腐とズッキーニの煮物
作り方
1 | 焼き豆腐は3〜5センチ位の食べやすい一口サイズに切っておきます。 |
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2 | ズッキーニはヘタを落としピーラーで縦方向に格子状に幾筋かだけ皮を剥いて模様を付けたら幅3センチくらいの輪切りにします。 |
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3 | 鍋に砂糖以外の煮汁の材料を全て入れ火にかけます。沸いたら豆腐とズッキーニも入れて材料が煮汁から顔を出してひたひたにならない様なら落とし蓋をして煮込みます。この時に味を見て、必要ならお好みで砂糖を加えて下さい。火加減は最初中火で落とし蓋をしたら少し弱めます。 |
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4 | そのまま約6〜7分程度煮て、ズッキーニに竹串がスッと通れば完成です。すぐに食べる場合でも落とし蓋をしたまま粗熱が取れるまで待ちましょう。残れば冷まして冷蔵庫で数日保存出来ます。 |
コメント
焼き豆腐と言えばすき焼きくらいしか出番がないという声を時々耳にしますが、普通に煮物にしてもとても美味しいですから是非試してみて下さい。今回は夏場に旬を迎えるズッキーニと一緒に炊き合わせました。ズッキーニは皮がとても柔らかいので剥かずにそのまま炊いてもいいですが、格子にに剥いておくと盛り付けた時の模様になります。ご紹介するレシピはズッキーニと焼き豆腐だけの煮物ですが、ここにチクワなどの練り物を入れたり彩りに海老や人参を入れるなどしてもいいですね。豆腐は普通の木綿豆腐でもかまいません。すぐに食べてもいいですが、そのまま一度冷ますと味が素材の中まで染みこんで美味しくなります。ちょっと多めに作って冷蔵庫で保存しながら食べるのもおすすめです。