お年寄りを意識した献立を考えた場合、スプーンで食べられるおかずは食べやすいおかずと言えます。加齢と共に箸を使うのが徐々に難しくなってきますので、食材を細かく刻んで食べるレシピをいくつか覚えておくと役立ちます。
トマトとオクラの冷奴
作り方
1 | トマトはヘタを取り反対側に包丁で小さく十文字の切れ目を入れます。 |
|
2 | 鍋に湯を沸かし、トマトの湯むきとオクラのボイルをしていきます。同じお湯でやりますが、どちらを先にしてもかまいません。 |
|
3 | トマトはお湯の中で皮がはじけてきたら冷水に取り皮をむきます。オクラは好みの硬さにボイルし、サッと冷水に取り色止めします。 |
|
4 | トマトとオクラをそれぞれみじん切りにし、ボウルに入れたらめんつゆと削り節を入れて全体をよく和えます。 |
コメント
一年を通して食べられるお豆腐ですが、それはつまりどんな食材とも喧嘩をしないからだとも言えます。冬野菜、夏野菜、肉も魚もどんな食材と合わせてもしっかりと美味しく食べられるのが豆腐という食材の素晴らしさではないでしょうか。今回は夏野菜の代表でもあるトマトとオクラをみじん切りにしてめんつゆで味つけし、更に削り節で旨味をプラスした冷や奴をご紹介します。オクラの粘りが全体をまとめてくれるのでお年寄りにも食べやすくなりますし、トマトの程よい酸味が食欲を刺激します。お試し下さい。