茶粥は暑い時期には冷やして食べても美味しい粥です。その場合は今回ご紹介した様に湯炊きでサラリと仕上げた粥の方が食べやすいですね。ぽってりと仕上げたい時には冷やしたお茶を使って、冷たいお茶から時間を掛けて炊き上げた方が粘り気のあるお粥になります。
茶粥
作り方
1 | まず鍋に水を張り火に掛けて沸かし始めます。 |
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2 | お湯が沸いたら用意したお茶を入れて3分程度、しっかり色が付くまでお茶を煮出します。 |
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3 | 2の鍋からお茶パックを取り出し、用意した米を入れます。熱い所に生米を入れますので、すぐにお玉などで底からしっかり混ぜて米が鍋底に張り付かない様にしましょう。 |
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4 | 一煮立ちしたら弱火にし、蓋をして30〜40分煮れば完成です。お好みで塩を2〜3摘まみほど入れてもいいですね。鍋が小さかったり火が強かったりすると吹きこぼれますので気をつけて下さい。(途中何度かかき混ぜるなどして様子を見て、水分が不足する様なら水を足して下さい。) |
コメント
ほうじ茶でお米から炊く「茶粥」をご紹介します。お茶を沸かしてそのまま熱いお茶で炊く「湯炊き」という方法をご紹介するのですが、こうすることで仕上がりの粘り気が少なくなりサラリとした粥になります。嚥下の悪いお年寄りに提供する場合で、粘り気が多い方が良い場合には出来上がってから1時間程放置してお米に水分を吸わせるとぽってりとした感じになります。状況に合わせて色々にお試し下さい。
炊くときの水の分量ですが、お粥の基本は洗い米の場合で米の7倍。無洗米の場合で米の8倍が基本になります。ただ、火加減や使う鍋によっても微妙に状態が変わりますので、時々様子を見ながら水が足りないようでしたら足しながら炊けば失敗する事なく出来ると思います。茶粥の場合は、茶葉が水を吸ってしまうので気持ち多めの水加減にして下さい。