醤油を使った炊き込みご飯を作るときの黄金比は、水14:醤油1になります。ここに味醂を入れるなら水13:醤油1:味醂1になって、酒も入れるとすれば水12:醤油1:味醂1:酒1になります。
この黄金比を覚えておけば、作る量が増えても減っても失敗無く炊き込みご飯が出来ますが、この方法は使う水分の総量を出さないと計算出来ません。ご家庭の炊飯器だと入れたお米の分量に合った線まで水を入れるだけで、何cc入れるかを計ったことなどないと思います。
そこで目安ですが、今回のレシピでご紹介した分量の、米1合に対して醤油大さじ1と覚えておけばだいたいうまくいきますので、後はご自分で何回か試してみて微調整すれば良いと思います。
具材を一緒に炊き込んだご飯は、手っ取り早く栄養摂取が出来る点で介護食に向いた料理だと言えますね。
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魚の缶詰は色々ありますが、いずれも骨ごと食べられるのでカルシウムが沢山摂れるのと煮汁も一緒に食べればEPAやDHAなどの貴重な栄養素も漏らさず摂る事が出来ます。特にカルシウムは生の魚を身だけ食べるのに比べて数十倍も多く摂れますので、骨粗鬆症が気になるお年寄りにも積極的に食べていただきたい食材です。
今回は鮭の水煮缶を使った炊き込みご飯をご紹介します。お米1合に対して缶詰1缶と醤油大さじ1を入れれば失敗無く誰でも美味しい炊き込みご飯が出来上がります。ここに甘味が欲しければ味醂を入れればいいですし、味醂が甘すぎると思えば酒にしてもかまいません。味醂と酒の両方入れてもいいですね。割合は醤油を大さじ1使うなら味醂や酒も同量の大さじ1が基本です。
ご紹介するレシピは鮭缶だけを入れましたが、大根や人参など冷蔵庫の野菜を適当にプラスすれば五目炊き込みご飯になります。簡単ですから是非トライしてみて下さい。