豆苗は安くて栄養価も高く、β-カロテンが豊富に含まれるほかビタミンB群やビタミンEも含んでいます。マメ科の野菜独特の香りは卵と相性が良いので卵とじにしてみました。β-カロテンやビタミンEは油と一緒に摂ると吸収が良くなりますのでこのレシピでは薄揚げは油抜きせずに調理しました。最近の薄揚げは油抜きせずに使っても油臭さや油っぽさが気になりません。卵を半熟にして薄揚げや豆苗と絡めながら食べると誤嚥の防止にも役立ちます。
豆苗と薄揚げとカニカマの卵とじ
作り方
1 | 薄揚げはタテ半分に切ってから1センチほどの幅に刻みます。 |
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2 | カニかまは細かくほぐしておきます。 |
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3 | 豆苗は2センチ程度の長さにカットします。 |
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4 | 鍋に出汁を沸かし分量の調味料を全て加えます。 薄揚げに味が馴染んだら豆苗を入れて一煮立ちさせます。 |
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5 | 溶き卵を少しずつ流し入れ卵がお好みの堅さになれば完成です。 |
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コメント
豆苗は軸の部分が意外としっかりしているので、歯が悪い方にはお勧めしません。その場合は豆苗ではなく筋を除いた絹さやに変えて少し長めに火を通してあげてください。絹さやは噛む力に合わせて適当な大きさに刻みましょう。嚥下に問題がある場合は卵でとじる前に片栗粉でとろみをつけます。先にとろみをつけてからとじると出汁が綺麗な透明に仕上がります。