生で食べるホタテの貝柱はとても柔らかくお年寄りにはおすすめの食材です。またよく熟したアボカドなら歯茎で潰せる堅さですし、口の中でペースト状になり食材が散らばるのを防いでくれるので誤嚥防止にも役立ちます。
今回は納豆と山芋も加えましたが、無ければ貝柱とアボカドだけでも美味しく出来ます。
お好みで青ネギを散らしたり夏場なら大葉を散らすなどすれば見た目も綺麗に仕上がります。
貝柱とアボカドのネバトロ丼
作り方
1 | 山芋はすりおろす。 アボカドと貝柱はそれぞれ1センチ程度の角切りに。 |
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2 | 角切りにした貝柱、アボカドと納豆をボールに入れ全体をよく混ぜ合わせる。 納豆にダシ醤油が付いていましたら、それも入れてしまってOKです。 |
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3 | 2を小鉢に盛り付け、別の小鉢にすりおろした山芋を入れ、ご飯・醤油とともに提供する。 |
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コメント
歳を取って歯が悪くなるとお刺身がだんだん食べにくくなってしまいます。そういった場合は刺身に隠し包丁を入れたりして食べやすくするのですが、刺身用の生の貝柱は大変柔らかくその必要がありません。
今回はその貝柱とよく熟したアボカド、それに納豆と山芋のとろろをあわせて丼に仕立てました。
歯の悪い方も嚥下の悪い方もどちらも安心して食べられますし、お子様も働き盛りも皆さんで一緒に楽しんでいただけるメニューです。
お酒を飲まれる方などは丼にせずにそのまま食べれば立派な酒の肴になります。
作り方もただ材料を刻んで合わせ醤油をかけるだけなのでとても簡単。
是非お試し下さい。